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ヴィクトリアンって聞いたことはあるけど...

2009年02月16日 11:29

お城

まず最初に、これまでこのブログに拍手をしていただいた方へ、本当にありがとうございました。

今回は英国の年代と様式のことについてのお話です。英国アンティークをフェアやショップで見たり買ったりしたことのある方なら品物のタグにヴィクトリアンとかエドワーディアンとか書かれてあるのを見たことがあると思います。私のショップのHPにもいっぱい出てきます。

これは英国独自の様式の表現の仕方で、その時代に作られたものに、その時在位していた王様や女王様の名前をつけて区別しているのです。革命で王族がいなくなってしまったフランスとは違い、1660年の王政復古以来王室が続いている英国らしい表現の仕方ですね。

王様や女王様がかわっただけでどうして様式までかわったとすることができるの?って疑問に思う方もあると思いますが、流行とか装飾などはその時の世相が反映されていることが多いので、うまく違いがでているのです。様式はもちろんですが、その当時の政情や文化を知ると、アンティークの理解がぐっと深まって楽しくなります。ざっくりとでいいので頭に入れておくとハンティングの時などに役に立ちます。

以下に簡単に年代と様式の特徴を書いておきます。

ジョージアン
 古典的で格調高くエレガントなデザインが特徴。

 ジョージ1世  1714年~1727年(ジョージアン初期)
 ジョージ2世  1727年~1760年(ジョージアン中期)
 ジョージ3世  1760年~1811年(ジョージアン後期)
 

リージェンシー 
 ジョージ3世の重病で1811年~1820年まで皇太子(後のジョージ4世)の摂政制となりました。
 ナポレオンのエンパイヤ様式の影響でジョージアンより重厚できらびやかなのが特徴。

 摂政時代     1811年~1820年
 ジョージ4世   1820年~1830年

 
 ウィリアム4世  1830年~1837年

ヴィクトリアン
 過去のロココ、ゴシックなどの色々な様式がリバイバルした時代。
 女王の時代らしく華やかでフェミニンなデザインが多いのが特徴。
 
 ヴィクトリア女王 1837年~1871年(ヴィクトリアン前期)
 ヴィクトリア女王 1871年~1901年(ヴィクトリアン後期)


エドワーディアン
 再び王様の時代になってネオクラシズムが復活。
 デコラティブだったヴィクトリアンの反動でデザインはシンプルでエレガントに。

 エドワード7世  1901年~1910年

この後、ジョージ5世(1910年~1936年)、エドワード8世(1936年)と続きますがこの頃の様式は「アールヌーボー」、「アールデコ」様式というのが一般的になっています。

今回は英国に限定した年代と様式についてのお話でした。個々の様式については、機会を見つけてもっと詳しくお話しようと思っています。また、様式を理解するには世界の様式の流れもあわせて知る必要があります。次回はそのあたりをお話したいと思います。
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